書生についての話

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  「先生は 政治家の方に覚えてもらわなくていいと思ってらっしゃるのですか?」 「いいや、鋭意努力中さ。 いや、方法を思案しているところさ。 ‥ずいぶんと長いあいだね」 「そのまま、 これからも何も変わらないまま長い間たってしまうのでは?」 モノカキ先生は小石を蹴り蹴り言いました。     
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