先生と書生

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「そうだなぁ・・・・ あれは過去の発見を復習しているにすぎない。 いや、事実存在する何かを形にしている・・・・ いや、 もしかしたら答えでない事を証明させようとしているのかもしれない。 うーん、 国民全員が正解にたどり着くかを 誰かが見張っているという考えはどうだい?」 湯飲みを遠くへ押しやると、 ちゃぶ台にうつぶせになりながら 夢でも見ているかのように、 ワクワクした様子で話しました。 モノカキ先生は同じ姿勢から、書生を見上げると、付け加えます。
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