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「なんであんな所に石があるのー(涙」
「はぁ?全然懲りてねぇみたいじゃぁねぇか、ふざけてんのかゴラァ!!」
またまたうまく聞き取れない声を発するといきなり僕の胸ぐらを掴んできた。
「ひっ!ご、ごめんなさいぃ、そんなつもりじゃぁ…」
あー情けない。こんなことで泣きそうな自分がいた。でも、明らかに不利な僕に一体どうしろと…。
そう思っている間にも相手は右手をグーにして、今にも振り下ろそうとしていた。
それを見て思わず体がビクッとする。
(い、いやだ、怖いよ。誰か、助けて!!)
そのとき。
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