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「ごちそうさま♪千鳥 翔君」
へ?
「ちょ、なんで僕の名前…」
しかし我に返った時にはもう彼の姿はなかった。
その代わりついさっきまで起きていた出来事がフラッシュバックのごとく甦ってくる。
「あ…ぁぅ…」
絶対本気で好きになった人と!と、思ってずっと守り続けてきたファーストキス。
なのになんであんな男と…!
あれ?
なんだかファーストキスより重大なことをしてしまったような?
(なんであんなお、と、こと…)
あ。
それに気付いてしまった時、僕の人生が音をたてて崩れていった(ような気がした)。
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