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次の日。
いつも通り仕事に行くと、息をつく暇もなくアイツに連れ出された。
来た場所は、俺らの楽屋からは離れた空いている部屋。
「おまえ。ゆうべ部屋で、あいつと何してた?」
「ゆうべですか?ゆうべは…ちょっと酒飲んだ後、俺の部屋でゲームしてましたよ?」
忘れていた…。俺の家にはカメラがあったことを。
「…おまえがやってたのはゲームなんかじゃないだろ?」
「ホントですよ。彼とはただゲームをしてただけです」
「そんな嘘。俺には通用しねぇよ…?」
静かにそう言って、アイツは俺にキスをしてきた。
「ん…ふっ…」
舌を絡める、深いキス。
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