星に祈りを風に夢を

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いつも傍に愛なんてなかった あったのは偽りや嘘 欲しかったのはぬくもりと愛 それをくれたのは誰? ただ、泣きたくても泣けない時に包み込んでほしかった 「泣いて良いよ」って ただ、「何も失ってないよ」って言って抱きしめてほしかった ただ、「傍にいるよ」って言って笑いかけてほしかった ただ、必要とされたかった 何も知らない無垢な心で 受け止めてほしかった 本当の気持ちを 誰よりも大切な貴方に 本当は知ってほしかった本当の私 本当は知ってるよ みんなが私を必要としていなかったこと 本当は知ってほしかった 泣きたくても泣けない私を 本当は知ってるよ 優しさとぬくもりと愛をくれたのは貴方って 本当はいつも…… 台詞 「大好きって伝えたかった。いつも笑ってたかった それじゃダメなの? 許されないことなの?」 ずっと祈り続けた星に ずっと思い続けた風に いま、貴方は幸せですか? 幸せだよね だって誰よりもみんなの愛を受けているのだから みんなに必要とされ、優しさに包まれて、みんなに愛されているのだから そんな貴方だけが本当の私に気づいて、抱きしめて、優しさで包み込んでくれた 大好きな貴方が 「本当はみんな、大好きなんだよ」って教えてくれた 涙が止まらなかった 「ありがとう」って言えなかったけど 貴方は「わかってるよ」って言ってくれた みんなと同じ笑顔を向けてくれた 誰よりも大好きなの 誰よりも幸せになってほしいの 私は星にそれを祈り 私は風にそれを思う 貴方はいつも笑って「大丈夫」って言ってくれる だから、もう大丈夫 貴方のために生きるよ 私の出来ることだよね
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