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「で、アスケ君。君は何か聞きたい事は無いのかな?」
俺が悶々としていると、珍しく真面目な表情で親父がサムライにたずねる。
「はっ、なかなか言い難いでござるが……此処はどこでありますか?」
「ここは、日本よ。ただし、あなたの生きていた時代よりも遥かに未来の」
母さんがそう答えるとアスケの表情が驚きに染まる。
「何と!?未来でござるか!?ふむぅ……拙者は何年眠っていたのであろうか…」
「いや、違う。何かそれ違う」
ツッコまずにはいられなかった。
シリアス?知らね。
「何らかの影響で時空を飛び越えてきた。あやふやだが、大まかにそんな感じだろう」
「時空を!しかし、拙者……その……恥ずかしながら……皆様とは違い、そのような事は出来ませぬ!!」
「違う。それ当たり前だから、頭下げない」
それ、どこの青春アニメ?って感じ。
お前……タイムリープしてる?
おまんも出来るとか!?
もしか、おまんも……
実はオラも……
HA☆HA☆HA!オ・レもだZE!!
……んなアホな。
そして最後の奴きめぇ。
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