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「関係あるよ!!」
火衣は立ち去ろうとする夏姫に向かって叫んだ。
その声に夏姫は立ち止まり、火衣を見た。
「俺、あんたに惚れた」
突然の火衣の告白に夏姫は頭が回らなかった。
一体・・・何を言ってるんだろう?
今会ったばかりの相手に・・・
「・・・信じられないって顔してる」
「あ・・・当たり前でしょ、何言ってんの。突然・・・」
「一目惚れってしたことない?」
「ない!!」
「俺もなかった。でも・・・今したよ。あんたに一目惚れした。」
「・・・」
火衣の真剣な表情に夏姫は飲み込まれそうになった。
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