これからの生活

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俺はまず、虎吉に電話した。 プルルル、プルルル 虎吉「よう、どうしたんだ?」 龍慈「………………」 虎吉「おい!どうしたんだ?」 龍慈「オレの…俺の妻が殺された。息子は監禁された」 虎吉「本当か!じゃあ、待ってろ。今そっちに行く」 龍慈「分かった」 1時間後… 虎吉「おい、龍慈居るか?」 龍慈「ああ、此処にいる」 虎吉「ひどい有り様だな…まるで惨劇を物語っているようだ」 龍慈「くそ、俺は何も出来なかった。俺は父親失格だ」 虎吉「そう落ち込むな。奥さんは残念だったがまだ息子さんが生きている」 龍慈「でも、居場所が分からん。それに本当に生きてるか分からないし」 虎吉「ところで、お前が握っている手紙、それ何なんだ?」 俺は虎吉に手紙の内容を言った。 虎吉「…と言うことはまだ息子さんは生きているな」 龍慈「なんで、分かるんだ?」 虎吉「冷静に考えてみろよ。奥さんと息子さんを殺したとしても恨みはお前に有るんだから、相手は自分の手で復讐したいだろ。だから、奥さんは殺して、息子さんは監禁したんだろう」
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