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…前言撤回。
まさか、この世に河上事務所より酷い物はないと思っていた。
だが、予想外に汚く、もう何時壊れてもいいぐらいのボロさだ。
龍慈「…これは、何かの間違いだな。河上にもっと詳しい場所を教えて貰おう」
そして、俺は河上に電話した。
プルルル プルルル
河上「やっぱり、そろそろ電話来ると思った」
龍慈「おい!部屋…じゃあなくてアパートの場所教えてくれ」
河上「今お前、何処だ」
龍慈「えっーと。住所は2ー18って書いてある」
河上「ああ。お前の部屋もといアパートとはそこだ」
龍慈「………………」
河上「おい、どうした?」
龍慈「…イマカラコロシニイッテイイ?」
ついでに言っとくけど俺の言葉がカタカナでしゃべってるときわキレている証拠だ。
河上「おいおい、殺さないでくれ。
大丈夫だ外見はアレだけど、中身…部屋は普通だから」
龍慈「本当か?嘘だったらコロシニイクカラ」
河上「だ、大丈夫。 マジだから。それじゃあ」
河上がプッツと電話を切った。
俺は恐る恐る中に入っていった。
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