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龍慈「うっ……はぁぁ。よく寝たな~」
里沙「おはよ、龍ちゃん」
龍慈「ああ…ってなんでお前まだ居るんだ!?」
里沙「だって~行く場所無いもん」
龍慈「なんで?」
里沙「も~。もう忘れたの?昨日のこと」
龍慈「………忘れた」
里沙「も~~~。事務所逃げて来たから行く場所無いの」
龍慈「あ~あ。そんな事在ったな~。すかっかり忘れとった」
里沙「も~。あ!あと朝ご飯作ったから食べて」
龍慈「お、ありがとな」
里沙「きゃあー。龍ちゃんに誉められた~」
龍慈(…うるさいから今度からは誉めるま)
龍慈「うんじゃあ、食いますか。いただきます」
里沙「どうぞ~」
龍慈「…うっ、美味い!!!!!!!」
里沙「本当に!!!」
龍慈「ああ、冗談無しで」
龍慈(まさか、こんなに美味いとは。…妻には悪いが…本当に結婚しようかな…)
里沙「…ちゃん…龍ちゃん!!聞いてる?」
龍慈「あっ、すまん考えごとしとった」
里沙「どんなこと考えてたの?」
龍慈「秘密」
里沙「えーいいじゃん」
龍慈「だめだ。(絶対言えねー結婚しようかなんて)」
プルルル プルルル
携帯が鳴った。
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