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虎吉「噂では、お前が殺した奴の中に裏世界のトップ3に入る奴が居たらしい」
龍慈「つまり、そいつの仲間か何かが俺の首に賞金を懸けた訳だな」
虎吉「ああ、でもあくまでも噂だ。本当かは知らん」
龍慈「…まあ、いいや。とにかく俺の首に賞金を賭けた奴を殺せば良いわけだな」
虎吉「そうだけど、お前どうやって探すんだ?」
龍慈「うっ、それは…片っ端から脅せば…」
虎吉「誰を?」
龍慈「あー、うるさいな。俺は俺流の探し方があるんだ!」
虎吉「はあ~、こうゆう時には俺に頼って欲しいな~」
龍慈「いや、お前には迷惑を掛けたく…」
虎吉「なに言ってんだ。俺達は10年付き添った相棒だろ」
龍慈「いや、でもお前にも家族が居るし…もしお前になんか在ったら俺は…」
虎吉「大丈夫だって。俺の妻はそんなこと承知済みだし。だから、安心してくれ」
龍慈「分かった。虎吉…ありがとうな」
虎吉「いいよ、それぐらい。俺達相棒だろ?」
龍慈「ああ、そうだな」そうしてここから俺の復活伝説が始まる。
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