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聞こえない
｢あっ、ここだ｣
しばらく見ない間に
変わったから
ちょっと迷いながら
たどり着いた公園。
ブランコと砂場しかない
小さな小さな公園。
あのベンチでだ、、、
片寄せ何気ない
会話してるだけで
幸せだった。
あの日の僕たちが
いないだけで
あの時と
変わらない景色を
見せてくれていた。
この街の景色は
随分変わったけど
変わらない場所が
あるだなーなんて
誰に見せる
わけでもなく
笑みを浮かべて
僕はそのベンチを
そっと撫でてみたんだ。
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