オレンジ色

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光の線 流れるように走る車を ずっと見ていた。 どれくらい見ていたか 覚えてないけど どれくらい時間を 無駄にしたかだけは 覚えてる気がする。 ねえ 時間は何を僕に 伝えようとするのかな? そー考えたら この無駄な時間の 意味がすごく 綺麗に感じてきたんだ だから 僕は あの光の線に 飛び込んでみたんだ。
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