試衛館

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撃ち込み激しくたちなおれない。 度胸の差だ。 土方は六車のすねをはらった。 他の流派にはないが柳剛流にのみある手で薬行商のたまものだ。 「あっ」 ととびあがり避けたが腹を突かれた 「まて あらためて他日」 半ばまでいったとき片手なぐりに右こめかみに撃ち込み骨を割った。 血が六車の目を潰す。
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