試衛館

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「逃げると斬る」 男はゆっくり近付き柄に手をかけた。 「近頃屋敷に忍びいるものあるときいて見回りしていたが果たしてそのとうりであった。神妙にせよ」 土方は背中の包みをとき刀をとりだした。 夜道をいくときは必ずもっている。
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