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ドサッと何かが倒れる音がしてテッドと黒い男はそちらを見た。
そこには地面に倒れている少女と、その後ろに黒いスーツ姿で背中までの水色の髪の少女が立っていた。
黒い男はそれを見てさっさと逃げていった。
テッド
「まさか見られてた?」
水色の髪の少女、ミズキは頷いた。
ミズキ
「もう少しまわりを警戒してください。私が来なかったら通報されてますよ」
ミズキは気絶している少女を軽々と肩に担いだ。
テッド
「どうするんだ?そいつ」
ミズキ
「とりあえず、放置しておくのも可哀想なのでアジトに連れて帰ります。始末するかは・・・」
テッド
「アイツと相談、か」
二人はオリーブを連れて路地裏の闇に消えた。
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