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あなたは僕に、「変われるから」と言ってくれた
あなたは僕に、「また逢えるから」と言ってくれた
それなのに、その約束が果たされることはもう無い
雪が空を舞っていた日、
街が様々な灯りで満たされていた夜、
あなたの報せは届いた
あれから幾度も冬が過ぎて、
あれから幾度も雪が降って、
あれから幾度も涙を流した
もう、あなたと逢える事は無いんだ--…
もう、あなたと笑える事は無いんだ--…
自分では分かっている筈なのに
あなたがふと戻ってきてくれる気がして……
「ただいま」って、いつものように笑いながら…………
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