恐怖のプール授業

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恐怖のプール授業

毎年毎年、この季節がやってくる。 そう、夏だ。 「夏が俺を呼んでいる」 主人公の貴之君は、暴走していた。 しかも、妄想もしていた。 彼の妄想は半端ではない。 そして、気づいた頃には彼は変態だったのだ。 彼は小さい頃から、とにかくエロかった。 小さい頃に、母に連れられ旅館やホテル、温泉などの女湯に子供だという権限を使い、母と共に入っていたのだ。 彼は見た目も年齢も子供だが、エロい知識は成人者以上だった。 母に連れられて入る女湯では、若い女学生やら、なんやらにするどい視線を向け、頭に鮮明に焼き付けるのだ。 そして必ず、貴之の父が買ってから、無くしたものだと思われていた新品のビデオカメラを常日頃持ち出し、盗撮していたのだ。 こんな子供を許していいのか。 そんな貴之君も、中学三年生になりました。 どこで覚えたのか、超小型のカメラを改良し、自分の衣類やボタン、鞄や靴などにバレないように設置し、女学生のスカートの下から盗撮したり、女子トイレや女子更衣室、部活のシャワー室と設置し盗撮し、録画したテープをパソコンで複製し、同級生に売りさばいていたのだ。 人は彼を「ウォーキング・エロ・ディクショナリー」と呼んだ。貴之君のそんな部分を女子生徒達はまだ知らない。 彼は男子のみぞ知る神なのだ。 話は戻るが、彼はスクール水着を来てる女子生徒を見ると非常に興奮する、そっち系のマニアのエロなのだ。 彼いはく、「裸の女より、ビッチビチに肌に張り付く、あの紫色の水着から、僕の頭の中で想像させる何かを感じさせるんだ。」と語るのだ。 むろん馬鹿だ。 そして、貴之君が待ちに待ったプール授業。 プールは学校の隣に民間プールがある。 そのプールは近くの高校や大学の水泳部や小学生、民間のスイミングスクールもよく愛用しているプールがあるのだ。 もちろん彼は、その民間プールの更衣室や、プール内のいたるところに隠しカメラを何年も前から設置してるのだ。 彼は、授業を真面目に受けてるかのように、周りの女子生徒や、若い一般の女性の水着を見て興奮してる自分を、周りにバレないように必死で平然を装っている。 まさに貴之君の暴走パラダイスなのだ。 そんな貴之君に突如、恐怖が襲った。 それはプール授業が終わり、みんなが学校に帰ろうとしてる時に先生が、みんなの前で放った一言が彼を襲ったのだ。 それは・・・。
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