3895人が本棚に入れています
本棚に追加
『羽山陸が・・全国の警察を狙い出した頃・・あなたは両親に虐待されたと警察に駆け付け、無実の罪だった両親を警察に出頭させたよね・・』
「・・・そ・・れが・・どう・・した?」
バァーンッ!!
女性は、拓海のもう片方の手の甲も打ち抜いた。
「!!・・・・」
しかし拓海は、血を流しすぎたことにより、痛みすら感じなくなっていた。
『妹にバレないように留守を狙ってね・・』
「・・・・」
『あなたは両親を恨んできたけど、妹だけは恨めなかった・・まるで、実の妹のように可愛がっていたから・・』
『妹だけには手をだす気はなかったみたいね・・それほどまでに大切な存在だったのかしら』
最初のコメントを投稿しよう!