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「それより今日の転入生ってどんな娘なんだろうね?
先生は可愛いって言ってたけど」
「さぁな。俺にわかるはずがないだろ?とにかく会ってみればわかるさ」
「そうだね。っと、学校着いたね」
「靴履き替えて教室行くか」
どうやら話してる間に学校に着いたようだ。
2人は靴を履き替え、教室へ向かう。
(転入生、か…)
恭介はそんなことを思いながら自分の席に座った。
そしていつも通り机に伏せる。
(そういえば今日は転入生が来る日だったか…)
そう思いながら恭介は眠りに落ちていくのだった…。
「よーし、SHR始めるぞ。空、後ろの奴を起こせ」
「はーい!」
空は恭介の体を揺すりながら声をかける。
「起きて、きょーすけ。今日は転入生が来る日だから」
「……おはよ」
「おはよ。せんせー!恭介起きました!」
「よし、今日は昨日連絡した通り転入生が来た。
おい、入ってこい」
ガラッ―――
「「「ウオォォォオ!!!」」」
転入生が入ってきた途端、空と恭介を除く男子の声で教室が埋め尽くされる。
そして教室の前の壇上には昨日先生が言った通りの美人がいた。
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