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時は流れ―――
夕日に照らされる1本の路地に一家と思われる3人の姿があった。
「今日は楽しかったね、きょーくん!」
「あぁ、そうだな。恭弥はどうだった?」
「すっごい楽しかった!!またこようね、おとーさん!おかーさん!」
「えぇ、もちろん行こうね」
「そうだな」
そうして3人は手を繋ぐ。今日のことを振り返りながら…。
夕日によってできたその影は色濃く地面に写し出される。
そしてその影は1つになり、幸せそうな家族を表していた―――
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