異形襲来

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「イマイチわからねぇな…」 「カタカナのところは漢字がわからなくて…」 「多分だけど…こうじゃないかな」 蓮は私からペンを用紙に書き足した 「多分命の樹とはエデンの『生命の樹』カテとサイタンは一番合いそうな漢字を当てはめると…」 ―――――――――――――― アリス…僕らのアリス 君は命の樹のカテとなって   生命の樹 糧     世界をサイタンへと導くんだ    再誕    ―――――――――――――― 「つまりどうゆう事だよ」 海斗も分からないみたいだ。 ちなみに私もわからずまだ頭を拭いている 「生命の樹の糧…糧は生きるために必要な食べ物を指す。これが生き物を指した場合…」 「それは分かるぜ。つまり生け贄や人柱を意味するんだろ」 海斗はわかったみたいだが私はサッパリだ 「その白兎の狙いはわかったね。愛…そいつはアリスと呼んでるみたいだけど。君の命を奪う事だ」 「なんで?なんで私の命を?」 「理由はわかんねぇが、…お前。血落ちてねぇぞ?」 え… 海斗に指摘されて気付いた 血がついてないタオルの部分で拭いてみたら髪の血がタオルに付かない… 「お前…髪赤くなってないか…?」 「…え」 私の髪は真っ赤に染まってしまった
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