異形襲来

10/10
27人が本棚に入れています
本棚に追加
/17ページ
「な、なんだありゃあ!?」 傍らに来ていた海斗が声をあげた。 「海斗、僕にも見せて」 「おわ!」 蓮が海斗を押し退けて窓を覗いた。 二匹をみた瞬間私のほうを向いた。 「愛。君がみた白兎もああいう感じなのかい?」 「違う…白兎は人間の形してた…」 「そう。わかった。とりあえず学校からでよう。」 そういうと蓮はベランダに降りていった 「出るってどうやってだよ!」 海斗が私を掴んで蓮に続いてベランダに降りた。 「緊急時用の階段がベランダの隅にあるんだ。それで脱出だ。」 …私は一体どうなるのだろう…
/17ページ

最初のコメントを投稿しよう!