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「な、なんだありゃあ!?」
傍らに来ていた海斗が声をあげた。
「海斗、僕にも見せて」
「おわ!」
蓮が海斗を押し退けて窓を覗いた。
二匹をみた瞬間私のほうを向いた。
「愛。君がみた白兎もああいう感じなのかい?」
「違う…白兎は人間の形してた…」
「そう。わかった。とりあえず学校からでよう。」
そういうと蓮はベランダに降りていった
「出るってどうやってだよ!」
海斗が私を掴んで蓮に続いてベランダに降りた。
「緊急時用の階段がベランダの隅にあるんだ。それで脱出だ。」
…私は一体どうなるのだろう…
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