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何日も何日も餌も取らずに彼を私の羽の中で温めた。
冷たくなったら死んでしまうと思うから・・・・
死ぬ事なんて私にはわからないけど、きっとそうに違いないから・・・
きっと治ると信じて私は待った。
何日経ったのかさえわからないぐらい・・・
「待つ」のがこんなに苦しい事だとは知らなかった。
彼を待っていた時間も、雛が帰るときの時間も私は待った。
「待つ」
その繰り返しだったのに・・・
今回の「待つ」がすごく辛い。
苦しい。
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