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当時、あたしが担当していたバンドが解散した。
それを機に、嫌気がさしていたプロダクションを辞めて、今のプロダクションの社長に拾われた。
出来て間もない小さな小さな事務所に所属しているのは、まだラブコミしかいなくて、彼らの担当になる事は、初めから分かっていた。
その時は、
「ラッキー♪」
と、思った記憶がある。
今思えば……、
とてもアンラッキーだったような気がする……。
だって、
あんなにエマちゃんに惚れていたのに……。
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