疑いの心

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それだけじゃない。 雅はその子をバイト先に紹介しようとした。 あたしは信じられなかった。 あれほどメールも嫌だって言ってるのに、バイトも一緒にするの? なんであたしの気持ちを考えてくれないの? あたしはそれは絶対に嫌だと言った。 もし雅がその子を紹介してバイトに入ってきたとしても、あたしは一言も話さないし、雅にも話をさせないとまで言った。 すると、雅はしぶしぶ諦めてくれた。 ねえ、なんであなたはそこまで無神経なの?
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