~序章~

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~デパート~ 今は紀美と買い物に来てます。 もちろん…恋人繋ぎだよ/// 周りの人からは「仲いいね。」や「ラブラブだね///」などが聞こえた。 かなり恥ずかしい/// 「ダーリン?」 「どうしたの?」 「今日の晩ご飯は何がいい?」 紀美がそんな事を聞いて来た。 「紀美が作るならなんでもいいよ。」 僕はそう答えた。 「そうなの///」 紀美は顔を赤くした。 可愛いな。 つい抱き締めたくなった。 「うん。」 「ありがとう///」 チュッ…。 紀美が赤くしながらキスしてくれた。 「え…え〰!!」 もうビックリした!! 「どうしたの?」 「どうしたの?じゃないよ!!ビックリしたよ。」 「ご…ごめんね。」 紀美がいきなり泣き出したじゃないよ!! 「泣かないの…。紀美の可愛い顔が台無しになるよ?」 僕は本当に紀美が心配になった。 「だって…。ダーリンが怒るんだもん。」 紀美は目から涙を流しながら言った。 「嘘だからね。」 僕は優しく言った。 「それも嘘でしょう?」 紀美はそう言った。 僕の中で“何か”が吹っ切れた。 「いい加減にしろ!!」 僕はデパートの中で叫んだ。
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