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「あ゙ー暇。何でこんな世の中つまんないかな…」
俺、(生物学上女)は人生に飽き飽きしていた。
平穏が一番良いこと、なんて言った奴…どこが良いんだ!
ここに暇すぎて死にそうな中2の色舞陽(シキブ ヨウ)がいますよ…。
「ぼやくな少年」
「言われて悪い気はしねぇけど…一応女だよ、茉乃(マノ)」
俺の友達ナンバー2、其巴茉乃(ソノハ マノ)。
ナンバー1は殆どの時間一緒にいる奴。
俺の一番の理解者。
「暇そうだな。相変わらず」
「六花(リッカ)!」
雨皐六花(アマキシ リッカ)。俺の一番の理解者。
決して無口な訳ではなくて、ただ…。
「六花!昨日何時に寝た!?」
茉乃さん?落ち着いて。
「ん?4時」
素直に答えるなよ!
六花が今あんまり喋らないのは、眠くて欠伸が出てるせい。
で、茉乃が世話を焼くから…こうなる訳。
「もうちょっと早く寝ろっていったばっかでしょ!」
「あ―…無理って言っただろ」
六花は茉乃の攻撃(?)を簡単に受け流す(?)
あ、そういえば…茉乃は女って分かると思うけど、六花も女だから。
六花の口調は俺のが移ったんだよ。
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