《第2話  東京消滅》

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「ユキ!!竜一を地下のシェルターに入れろ!!カメラはどこだ!」 「そこの引き出しの二段目よ!!」  宗一朗がビデオカメラの倍率を上げてゆく。   「隕石だ!!ブラックホールが開いたて事か!!」 宗一朗が立ち尽くす。  「貴方!どうしたの…」 「あんな物が落ち来たら…ユキ!!竜一をシェルターの中にあるカプセルに入れろ!!あんな物が落ちて来たら1メールの鉄筋コンクリートなどなんのやくにもならん…そのカプセルなら1万度の高熱にも30分は持つ…竜一は助かる…」  「私達は…」 「もう何処えも逃げられない…あんな大きな隕石が東京に落ちたら直径50キロは消滅する…」 「竜一は大丈夫よね…」          ユキの大きな瞳から涙がこぼれる。  「あーァ…竜一は助かる…奴が二十歳になるまでは生きていたかっが駄目か…」 宗一朗がユキをきっく抱きしめる。  「ユキ、こうしていよう…」 「貴方…」 宗一郎が囁く。 『ミチ、あとは頼んだぞ…』 その瞬間 東京上空で隕石が大爆発した。
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