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「ユキ!!竜一を地下のシェルターに入れろ!!カメラはどこだ!」
「そこの引き出しの二段目よ!!」
宗一朗がビデオカメラの倍率を上げてゆく。
「隕石だ!!ブラックホールが開いたて事か!!」
宗一朗が立ち尽くす。
「貴方!どうしたの…」
「あんな物が落ち来たら…ユキ!!竜一をシェルターの中にあるカプセルに入れろ!!あんな物が落ちて来たら1メールの鉄筋コンクリートなどなんのやくにもならん…そのカプセルなら1万度の高熱にも30分は持つ…竜一は助かる…」
「私達は…」
「もう何処えも逃げられない…あんな大きな隕石が東京に落ちたら直径50キロは消滅する…」
「竜一は大丈夫よね…」
ユキの大きな瞳から涙がこぼれる。
「あーァ…竜一は助かる…奴が二十歳になるまでは生きていたかっが駄目か…」
宗一朗がユキをきっく抱きしめる。
「ユキ、こうしていよう…」
「貴方…」
宗一郎が囁く。
『ミチ、あとは頼んだぞ…』
その瞬間 東京上空で隕石が大爆発した。
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