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「はァ、はい…」
竜一が冷蔵庫からビールを6本、持って来てテーブルの上へ置く。
3人が食卓に付く。
「じゃ!紹介するはね、この人は隣の部屋の美知子さん、そして君が竜一君、美知子さんは知ってると思うけど。」
『ボクを知っている…』
「長い付き合いになりそうね…」
美智子が竜一をみつめ微笑む。
「はい…よろしくお願いします…」
「どうしたのかしら竜一君、顔が真っ赤よ!熱でもあるのかしら?」
竜一が小さな声で囁く。
「どうして美知子さんは下着なんですか…」
「なァーんだ!気にしない!美知子さんいっも下着だから。」
「下着じゃまずかったかしら、でも私、服あまり持ってないのよね…」
「気にしない!すぐに慣れるわよ!それじゃ始めましょう!」
『そんな問題じゃないんだけどな…』
プシゥ!プシゥ!
「それじゃ!竜一にカンパァーイ!!」
「クゥー生き返るーゥ」
キリコが一気にビールを飲み干す。
「竜一はコーラよ。」
「はァ、はい。」
「美知子さんが言い出したのよ、竜一の事、預かろうて。」
「じゃ!ボクがここに来る事、前から決まってたんですか…」
「まァーね。」
「そうだったんですか…」
『どうして!!』
「美知子さんて何してる人なんですか?」
竜一が美智子に聞く。
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