《第3話 黒いブラ》

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「はァ、はい…」 竜一が冷蔵庫からビールを6本、持って来てテーブルの上へ置く。 3人が食卓に付く。  「じゃ!紹介するはね、この人は隣の部屋の美知子さん、そして君が竜一君、美知子さんは知ってると思うけど。」 『ボクを知っている…』 「長い付き合いになりそうね…」 美智子が竜一をみつめ微笑む。 「はい…よろしくお願いします…」 「どうしたのかしら竜一君、顔が真っ赤よ!熱でもあるのかしら?」 竜一が小さな声で囁く。  「どうして美知子さんは下着なんですか…」 「なァーんだ!気にしない!美知子さんいっも下着だから。」 「下着じゃまずかったかしら、でも私、服あまり持ってないのよね…」 「気にしない!すぐに慣れるわよ!それじゃ始めましょう!」    『そんな問題じゃないんだけどな…』 プシゥ!プシゥ!  「それじゃ!竜一にカンパァーイ!!」 「クゥー生き返るーゥ」 キリコが一気にビールを飲み干す。 「竜一はコーラよ。」 「はァ、はい。」 「美知子さんが言い出したのよ、竜一の事、預かろうて。」 「じゃ!ボクがここに来る事、前から決まってたんですか…」 「まァーね。」 「そうだったんですか…」 『どうして!!』 「美知子さんて何してる人なんですか?」 竜一が美智子に聞く。
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