《エピソード2050》

2/2
前へ
/130ページ
次へ
竜馬と慎二はアウゼウスの窓から地球を見ていた。  「慎二、地球に行って見たくないか…」 「あそこには住めないて母さんが言ってた…でも行きたいな!竜馬。」              慎二の顔が笑顔になる。  「あー行きたいな…」 青い地球はとても綺麗に輝いていた。  「竜馬!慎二!食事よーっ!早く食堂に来なさい!」 「あ!母さんだァ!」 カナエが二人を呼ぶ。 『カナエの事は後で紹介しよう』 慎二が食堂へと走りだす。 竜馬は何時までもアウゼウスの窓から地球を見ていた。  「何時か地球に行ってやる…」 竜馬がつぶやく。 この物語は20年前へとさかのほる。
/130ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加