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今すご-く､危険な状態…
さかのぼること１時間前…
「恵!」
体育の授業が終わった後のこと…
体育館倉庫の前を凛と通りかかったとき。
男子も外だったらしく､そこには千尋がいた。
「私､先行ってるね♪」
「ちょ！凛！」
ニコニコしながら、凛は先に行ってしまう。
グイッ!
千尋が強引に腕を掴んで
ガタンｯ
「やっと二人きりになれた。」
悪戯な笑みを浮かべる千尋
「何してるの！
授業遅れちゃうよ！」
「授業？
俺､成績いいからサボっても問題ないし。」
そ-ゆう問題じゃないだろ！
この男､やることが強引すぎなんだよね…；
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