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「もうっ!
私もう行くから。」
グイッ
千尋に腕を掴まれて、前へ進まない…
「いかさないよ?
授業なんかより俺とこうしてるほうが楽しいだろ?」
体育館倉庫に奴は内側からカギをかけて不敵な笑みを浮かべる
そして今に至るわけです;
おかげで、あのつるぺん[本名 鶴橋 透]の授業をサボることになってしまう…後で課題とめっちゃくちゃに説教を喰らう覚悟をして…;
「千尋?一体何するつもりなの?」
マットに腰をかけてた千尋が私に近付き
「恵美ってさ、鈍い?」
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