125人が本棚に入れています
本棚に追加
「離しなさいよ！」
恥ずかしくて顔が火照るのを必死でバレないようにするため、手で千尋の手を払いのけようとするが、それもむなしく逆に腕を引っ張られ千尋の腕の中に収まってしまう。
「恵美さんは、そんなに僕にいじめられたいのですか？」
わざとらしく私に顔を近付ける
私、千尋に夢中だ。
どんどん千尋に溺れていく…もしも、私のそばから千尋が居なくなったら？
「何、百面相してんだよ？」
いきなり口調が戻り、私の身体を離す
名残惜しい気持ちになる…もっと千尋に包まれていたかった。
身体がそう言ってる
最初のコメントを投稿しよう！