校長のお仕事

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「―、今日は6時から江島コーポレーションのパーティ 9時からは聖アニシア学園の創立パーティにご出席していただきます」 「…」 「明日は7時から―…、」 「静香さん」 「…何でしょうか?愛理様」 「いい加減 飽きたんだけど…」 5月に入って―、 学校が終わると家にも帰んないでパーティに行く これがもう一週間も続いていた シンプルな水色のドレスにダイヤのアクセサリー 高めのヒールを履いてため息をつくのは愛理。 「…いくらパーティに出るのが校長の仕事だからって こうも続くとイヤなんだけど」 思いの他機嫌も悪い 静香さんは眉を下げて 「我慢してください 一応ご招待されたからには出席しないと無礼にあたりますので―」 「それはわかるけど …でもハンパないほど多くない?」 愛理のもとに届いた招待状は何十通もある たかが一校の校長にそこまで来るはずがない しかも校長とは言ってもただの女子高生なのに。 すると静香さんは申し訳なさそうな顔をする
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