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「それは―…もちろん愛理様宛ての招待状ですが
中には会長が海外で出席できないため、その孫である愛理様をご招待されてる所もあるようなので…
会長の代わりって所が多いみたいですね―。」
ｲﾗｯ…
あのじじぃ
今度会った時絶対シめる…。
静香さんからこんなにパーティに出なきゃいけないのは
あのじじぃのせいだと聞いてそう思わずにはいられなかった
もとから人ごみの多い所がキライな愛理は苛立ちを隠せない
でも愛理が苛立ってるのはそれだけが原因ではない
「…なんで毎回ついてくんの」
「「へ？」」
マヌケな声を出したのは
一維と凪
愛理がイラついてんのは
当たり前のようにリムジンに乗っている
ユウ 響也 凪 ナツ 一維
スーツを着こなして髪もセットしててそれなりにカッコイイ
でも一週間ずっとパーティにくっついてきてんだよね
べつにきたいなら勝手にすればいい
でもだったら離れてほしい
コイツらといると目立つからイヤ。
あたしだって目立つ方なのに…
しかも昨日はお嬢様みたいなのに嫉妬深く睨まれたし
ほんと来なきゃいいのに←
真剣にそう考えてるとユウに話しかけられる
「そんなに俺ら邪魔？」
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