―ロン毛の男―

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神「…ここか…失礼する」 医務員「『神帝様』、何故このような所に?」 不思議そうに医務員が聞いてきた。 空「それはですね…この前生き帰ってきた者の話を聞きたいそうです」 医務員「四番隊のシャム・スペルのことですね。ご案内いたします」 しばらく歩いて、3号室と書かれた部屋の前で止まった。 コンコンッ シャム「……はい」 空「失礼します」 シャム「!!…あなた方は!!!」 急いで立ち上がろうとした。 神「そのままで良い」 シャム「分かりました」 神「それで…この前の任務について聞きたい。良いか?」 シャム「はい…任務は4人で行きました。場所は旧ルーン大聖堂です。そこに魔物が住みついているとの報告を受け、行ってみました。そこで魔物が5体とロン毛の男が何かを話していました」 真「そのロン毛とは誰だ。詳しく聞かせてくれ」 シャム「はい…身長は170位。茶色の頭髪で年齢は20代前半でした」 神「そうか…《恵、今から医務室まで来てくれ》」 (分かりました) 15分後。恵が『水帝』の格好をして現れた。
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