―特別授業・後半―

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恵・シェルside シェル「《水帝様》お相手願います」 恵「いいわ。受けてたつわ」 シェルと恵の死合が始まった。 シェル「では、遠慮なく…《来なさい、『風斬-フウザン-』》」 異空間から緑の刃の双剣が出てきた。 恵「いつ見てもキレいね。その双剣は…でも…《来て、『アポロン』》」 シェル「そこで普通『アポロン』を出しますか?」 恵「普通は出さないわ…あなただから出すの。だから、私が本気ってこと分かったかしら?」 シェル「えぇ…その魔武器を出されたのですから…では、こちらも本気でいかないといけませんね」 そう言い終わると、シェルの魔力が上がった。 シェル「『我、エルフに於いて封印を解き放たん』」 恵「アララ…封印解いちゃった…」 どうやらシェルはエルフの力を封印していたらしい。 髪は黒からエメラルドグリーンに、瞳は黄色から赤に変わった。 恵「それが…本当の姿なのね…」 シェル「そうです。では、本気で殺らせてもらいます」 そう言うとシェルの姿が消えた。 恵(結構、早いわね…でも…)
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