―特別授業・後半―

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ガキィィンッ 金属と金属のぶつかる音が響いた。 シェル「よく、止めましたね。流石です…」 恵「ありがとう。シェルも前より早くなったじゃない」 シェル「えぇ。あなたに負けてから毎日特訓しましたから」 恵「そう…頑張ったわね」 話し終わると剣と弓で相対するのをやめ、距離をおく。 恵「今度はこっちからいくわね『天の大御神よ我に力を貸し給え〔白龍の嘆き-リメント・オブ・ホワイトドラゴン-〕』」 光属性二段階級極光の最上級魔法を放つ。 シェル「(これは少し厄介ですね…)『我、望む…風の大御神よ、エルフに於いて我を守り給え〔古代の緑風-コダイノリョクフウ-〕』」 対するシェルは風属性古代属性魔法を放ち、相殺する。 今の所は互角といったところか。 恵「ここまで殺るとはね…だけど、これで終わりよ!!」 シェル「ハァ…ハァ…それはどうですかね…」 恵「どういう…」 恵がどういう意味と言う前に神奈の所へ戻った。 恵「!!…しまった!!!」 恵が神奈の様子を見て思わず声をあげてしまった。
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