―特別授業・後半―

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フレーム「いつの間に!?」 ブリーザ「そんな……なぜですか!!!」 真「それは…」 遡ること数分前。刃がシールドを撃ち破ろうとした時。 ピキピキッ 真「…クッ……やべー…どうするかな…時間でも止められたらなぁ……ん?…そうだ!!《来い、『白蓮』》『時間操作』」 『グングニル』をしまい、『白蓮』を出し、時間を止め、フレームとブリーザの後ろへ回り込んだ。 そして、時間を再開させる。 フレーム「どうだ?我々の魔法は…貴殿のシールドにもうヒビが入っているではないか」 ブリーザ「この魔法は誰にも止められません…1人を除いては…我が主、神奈様於いて他、止められる者はおりません」 2人は真吾がいつの間にか移動したとは知らず、誰もいないシールドに向かって話しかけている。 真「それはどうかな…」 そして今にあたる。 いかにも、真吾が瞬間移動したように思えただろう。 真「ただ…コイツの能力を使っただけさ…」 フレーム「そうか…ならば、次からは剣技のみで戦わせてもらうとしよう」 ブリーザ「そうですね…」 真「臨むところだ!!!」 フレームは赤い双刀剣を、ブリーザは碧の大弓を出し、構えようとしたが… 神「もういい…下がれ…」 神奈がそれを止めた。
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