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勇村達とわかれた小波と矢部はバッティング練習に汗を流していた。
しかし、小波はまだフルの言葉に酔い痴れているようだった。
小(ボケーッ)
矢「小波くん、小波くん!!」
小(ボケーッ)
矢「こりゃ、だめでヤンす。どうしようでヤンす。」
矢部が困り果てていると猛田がやってきた。
猛「おいっ、小波、矢部!
フリーバッティングの守備だからってサボってんじゃねぇよ!」
矢「違うでヤンすよ。実はかくかくしかじかで…」
矢部は事の成り行きを説明した。
猛「なるほど、そういう事か…よしっ、俺に任せな!」
すると矢部は猛田の手を握り締め。
矢「お願いするでヤンす!」
熱い眼差しを送った。
猛「お、おぅ。任せときな。」(うわぁ、汚ったねぇ…こいつ便所いった後、手ぇ洗ってんだろうな)
ちなみに矢部は手を洗っていなかった。
猛田は小波の元まで行き、耳元で何かを囁いた。
すると、
小「んだとぉ、猛田ぁ!!……あ、あれ、俺は何してたんだろ?」
矢(おぉ、すごいでヤンす!)
小波はまだ混乱しているようだったが。
猛田は矢部の方に向きを変えると、矢部に向かってウインクしながら親指を立てた。
矢(……前言撤回でヤンす。やっぱり猛田くんは少し狂ってるでヤンす。)
み「どこかな~…
あっ、いたいた☆お~い♪」
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