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濃美太は思春期の切なさと静華ちゃんへの愛しさで胸が張り裂けそうだった…。
ついこの前までは、静華ちゃんの入浴を覗き、お湯をかけられる事に快感を感じていたのだが、最近では濃美太は静華ちゃんの事を思うと胸が苦しくて苦しくてたまらないのだ。
「結婚してぇ…結婚してぇ…」
と毎日の様に天井を見ながらうなされていた。
濃美太は家に着くと、ただいまも言わずに、自分の部屋に駆け込んだ。
そして床にいつも置いている枕に頭を乗せ、三秒で寝れるはずだった…しかし…
濃美太の机の引き出しがギシギシ…と音を立て始めた。
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