way of life―first―

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「つ、辛かったぁ……」 へばり付くように机に倒れ込む。 明徳に連行されてから約15分。 ただ司だけが延々と愚痴を言い続け、明徳と大輔は逃げるタイミングを伺ってばかりいた。 チャイムが鳴ってやっと愚痴に終わりが来たかと思ったのだが、司の背中を見る限り、これで終わりとはいかなそうだ。 まだ、暗い。 「……休み時間になったら寝ようかな」 「ダメだよ、大輔」 隣りで明徳が睨み付ける。 「朝はおれがずっと聞いてたんだから、次は大輔が聞かなきゃ」 「なにその当番制は?」 「当番制にしないと多分2人ともテンションが下がったままになるよ。 1人は休憩が必要だよ」 「て……言ってもな」 席隣りだし。 休み時間に行く場所なんて、ほかに無いし。  
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