4718人が本棚に入れています
本棚に追加
/363ページ
「ちくしょーっ!」
どうしようもない状況に仁科は激しい絶望感にかられ、叫ぶ事しかできなかった。
しかしその時…、
ゴツンッ!
突然の鈍い音とともに後ろのゾンビが仁科の視界から消えた。
一瞬、仁科には何があったのかわからなかったが、次に仁科の目に飛び込んできたのはゴルフクラブを持つ中村の姿だった。
「中村…さん!」
仁科をつかんでいるゾンビは、それに気付かずにまだしつこく仁科に噛み付こうとしている。
最初のコメントを投稿しよう!