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ゾンビがいたのだ。
そのゾンビは片腕が無く、腹の辺りから肉の塊を落としながらこちらに近づいてくる。
その上、そのゾンビの後ろからは、ついさっき4人が通ってきたトラックの横のルートから、2人、3人とその仲間が後をついてきていた。
「で、出たー!」
前を歩いていた杉崎たちは、突然の中村の叫び声に驚いた。
そして、後ろを振り向くと、後を追ってくるゾンビに気がつく。
「やばいぞ!走れ!」
すぐさま仁科の声が飛ぶ。
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