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仁科の声が聞こえた時には、杉崎たちはすでに走りだしていた。
4人とも一目散に走る。
ゾンビたちの足は遅く、全速力で走る4人についていく事はできなかった。
しかし、杉崎たちの敵は後ろからくるゾンビたちだけではない。
4人が走っていると、先程、道路の先の方に見えたゾンビも杉崎たちに気がつき、近づいてくる。
「俺が抑える!構わず走れ!」
先頭を走っていた仁科が叫ぶ。
杉崎はすでに息をきらし、何も話さずに走りながら仁科の声を聞いた。
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