激走

16/21
前へ
/363ページ
次へ
そして、4人がゾンビの目の前にきた時、仁科は先端に包丁をくくりつけたゴルフクラブを槍のようにして、ゾンビの胸の辺りを目掛けて突き刺し、その勢いのまま押し倒す。 それでもゾンビは諦めずに手足をばたつかせていた。 杉崎たちはそれを横目に走り過ぎる。 その際、仁科は自分たちの来た道を振り返った。 すると、トラックの近くにいたゾンビたちとはだいぶ離れたものの、森から杉崎たちの姿を見て道路に出て来たのか、ゾンビの数はすでに数えられない程になっていた。
/363ページ

最初のコメントを投稿しよう!

4718人が本棚に入れています
本棚に追加