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4人が揃うとまた走りだす。
杉崎は走りながら後ろを見ると、おびただしい数のゾンビに驚き、生きた心地がしなかった。
他に手段がなかったとはいえ、今更ながら車を降りた事を後悔し始める。
しかしいくら文句を言ってもすでに戻れる状況ではない。
どんなに疲れようとも、今は走り続けるしかなかった。
それはまるで、4人とゾンビの鬼ごっこ…。
捕まったら『死』を意味する命懸けの鬼ごっこ…。
4人は生きるために必死に逃げる。
やがて、当然の事ながら4人の顔には疲労の色が出始めていた。
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