0人が本棚に入れています
本棚に追加
僕はしばらく、その顔を見つめて、じっとしていました。すると夕美ちゃんの頬から、涙が零れ落ちました。僕は咄嗟に
「だっだい丈夫?」とさけびます。 …その声は空しく 届いてはいませんでした。
でも夕美ちゃんは 僕を見て、
にこりと笑って見せました。
「蝶さん…貴方の 羽のひらひら見たら、元気でたよ!」と笑って言ったのです。
僕は…頬が
何故か紅くなり
熱くなった。
…なんでそんな
笑顔見せるんだよ?なんで急に…。 僕はそんな君に
出会ったのが
君が12歳の頃だった。
最初のコメントを投稿しよう!